ロトの期待値を計算してみた【ロト6&7のキャリーオーバー時も】

1年中いつでも購入できて高額当選も狙える数字選択式宝くじのロトですが、ここではミニロト、ロト6、ロト7のそれぞれの期待値がどれくらいなのかをまとめています。

投資やギャンブルにおける期待値とは簡単に言うと、掛け金(支払ったお金)に対して戻ってくる見込みの金額の平均値のことです。

更にザックリ言うと平均してどれぐらい儲かるかを示す数値のことです。

株・債券・FX・先物取引・不動産などといった投資に限らず、競馬・競輪・競艇・オートレースの公営ギャンブル、宝くじ・ toto(トト)といった公営くじなどを含め、

投資やギャンブルといった勝負の世界では、期待値をひとつの判断材料にする事がひじょうに重要です。

ロトの期待値の計算方法

ロトに限らず宝くじの期待値を求めるには、【当選金額×当選確率】の合計を計算する事で導きだせます。

当選金額 × 当選確率 = 宝くじの期待値

では、
ミニロト、ロト6、ロト7のそれぞれの期待値を下記よりご覧ください。

ミニロトの期待値

等級当選金額(理論値)当選確率期待値
1等約1,000万円1/169,91158.9円
2等約15万円5/169,9114.4円
3等約1万円125/169,9117.4円
4等約1,000円3,250/169,91119.1円
89.8円

ミニロトの期待値は約89.8円となります。

ロト6の期待値

等級当選金額(理論値)当選確率期待値
1等約2億円1/6,096,45432.8円
2等約1,000万円6/6,096,4549.8円
3等約30万円216/6,096,45410.6円
4等約6,800円9,990/6,096,45411.1円
5等1,000円(原則固定)155,400/6,096,45425.5円
89.8円

ロト6の期待値はミニロトと同じく約89.8円となります。

ロト7の期待値

等級当選金額(理論値)当選確率期待値
1等約6億円1/10,295,47258.3円
2等約730万円14/10,295,4729.9円
3等約73万円196/10,295,47213.9円
4等約9,100円9,135/10,295,4728.1円
5等約1,400円142,100/10,295,47219.3円
6等約1,000円242,550/10,295,47223.6円
133.1円

ロト7の期待値は約133.1円となります。

ロト6、ロト7でキャリーオーバーがあるときの期待値

なお、
ロト6とロト7では当選金が繰り越しされるキャリーオーバーがあった販売回には、1等当選金がロト6の場合で最高6億円、ロト7の場合で最高10億円となります。

で、
キャリーオーバーがあり1等当選金が最高の6億円の場合は、

ロト6の期待値は約155.4円となり、

キャリーオーバーがあり1等当選金が最高の10億円の場合は、

ロト7の期待値は約171.9円となります。

1000万円ぐらいを狙うならどのロトが確率的に当たりやすいのか?

億超えの当選金は夢があるものの確率的になかなか厳しいだろうから、少し狙いを下げて1000万円くらいの当選金を狙ってる!

といった、やや現実的な人も世の中にはそれなりにおられると思います。

宝くじで高額当選を狙っている時点で現実的と本気で思ってるの?

といった厳しめの意見はひとまず置いといて・・・

1000万円くらいの当選金を当てるなら、どのロトくじを購入するのが当選確率が高いのかをザックリですが計算し比較してみました。

等級/当選金額当選確率当選確率の比較
ミニロト1等/約1000万円1/169,911約1/17万
ロト62等/約1000万円6/6,096,454約1/100万
ロト72等/約730万円14/10,295,472約1/74万

結果的に1000万円あたりの当選金を狙うならば、ミニロトが当選確率的に一番良いです。

ロト6はミニロトと比較しておよそ6倍も当選確率が低くなっており、

ロト7は1枚300円ですし理論値による当選金額も約730万円とやや少なめで、なおかつミニロトと比較して4倍くらい当選確率が低くなっています。

ロト6やロト7はやはり一発逆転場外ホームラン的な億超えの当選金狙いで購入するのがイイかもしれません。

末等の約1000円の当選確率を比較してみると

等級/当選金額当選確率当選確率の比較
ミニロト4等/約1000円3,250/169,911約1/52
ロト65等/約1000円155,400/6,096,454約1/39
ロト76等/約1000円242,550/10,295,472約1/42

ちなみにロト系宝くじの末等全てに共通する約1000円の当選確率を比較してみると、さほど違いはないもののロト6が一番当たりやすいということになってます。

ただ、ロト6を39口購入して約1000円が1回当たるということは、

7,800円(200円×39)を支払って1000円しか帰ってこないということ。

ぅ〜ん、かなり割の悪い感じがしますが、最初から末等狙いで宝くじを買ってる人はほぼほぼいないと思いますんで・・・