今では宝くじはスマホやパソコンを使いネットから購入することが出来るようになってますが、
従来からある宝くじ売り場などで買うのとネット購入とを比較して、当たる確率というのは違ってくるの?
というのが今回のお題です。
で、結論から言うと
宝くじ売り場で購入する場合とネット購入の場合とで、当選する確率に違いはないでしょう。
ということになります。
宝くじをネットで購入した場合の当選確率は、宝くじ売り場で購入した時と異なるのか?
宝くじ売り場での購入、ネットでの購入、その他に銀行ATMでの購入など、宝くじを買った販売経路によって当選確率に差がでるのかというと、確固たるデータなどはないものの決してそんな違いなどはないものと考えられます。
なぜかというと、
まずナンバースやロトといった数字選択式の宝くじは、自分で好きな数字を選んで購入するんですから、街角にある宝くじ販売所であろうとネット購入であろうと当然の事ながら、当たる確率に違いがないのは理解できると思います。
でも、
ロト7・ロト6・ミニロトはクイックピックで購入したらコンピューターが自動的に数字を選択するんで、その場合はどうなのよ?
という疑問があるかと思います。
また、
宝くじ公式サイトではジャンボ宝くじ等の普通くじもネット購入が可能となっているが、
その場合は数字選択式じゃなく組・番号などがあらかじめ決められた宝くじだから当選確率に違いがあるんじゃないの?
という疑問もあるかと思います。
ただこれらの場合も確実な裏付はないものの、ネット購入の方を他の販売経路での購入よりも当選確率を高くしておいたり、逆に通常の宝くじ売り場で購入した方をネット購入より当選確率を上げておくといった仕組みにしているとはなかなか考えられません。
その理由についての個人的な見解については次からの項目をどうぞ。
宝くじにイカサマめいた事は存在するのか?
宝くじに関してはいろいろなイカサマめいた事が仕組まれているんでは?といった邪推はできるんですが、販売経路によって当選確率に違いを生じさせることに関してのみに絞ると、
宝くじの販売元である全国の都道府県と20の指定都市(地方自治体)にとって、享受するメリットよりも被るデメリットの方が大きいと想像するんで当選確率に違いはないと思います。
まぁ余計な邪推というか妄想として、
人件費やその他諸々な経費が掛かる実店舗型の宝くじ売り場で販売するよりも、
人手や手間の掛かりにくいネット販売の方を伸ばしていきたいんで、ネット購入の方の当選確率を高くしておく
といった販売者側の戦略も絶対にないかと言われると完全否定はできませんが・・・
しかしながら、そんなイカサマめいた事を仕組んでおいて万が一バレて世間に知れわたるという、取り返しのつかない社会的な信用失墜といったデメリットを考えれば、可能性としては限りなく低いと思います。
販売経路によって売上の多さに違いあるから当選数に差がでる
従来からある宝くじ売り場や銀行のATM、そしてインターネット販売といった販売経路によって当選する確率に違いはないという考察をここまでに書いてきました。
ただ、
当選する確率に違いはないけど、当選する数には差がでる
というのは疑う余地のない事実だと思います。
というのは、
宝くじの販売経路によって当選確率に差がでるのではなく、そもそも販売経路によって売上の多さに違いがあるので、それぞれの販売経路で出る高額当選の数に差が生じるわけです。
これは実店舗型の宝くじ売り場だけに限って当てはめてみても同じ理屈で、高額当選がよく出る売り場もあればそうでない売り場があることと同じで、根本的な販売総数の多い少ないが個々の店舗によって違いあるからです。
単純に宝くじを多く販売している売り場の方が高額当選する人の数も多くなる傾向があるのと同じで、この公式を販売経路の違いに当てはめれば、
販売総数が多い実店舗型の宝くじ売り場の方が、販売総数の比率が少ないネット購入よりも高額当選する人の数が多くなるというワケです。
宝くじはネット購入では当たらないのか?
ちなみに、平成28年度の宝くじ総売上額に占めるインターネット販売の割合は3.6%ということなんで、
高額当選した人の割合も既存の宝くじ売り場で買った人よりも、ネット購入した人の方が遥かに少ないことは想像でできます。
このあたりの現状が、
宝くじはネット購入では当たらないんでは?
といったイメージに繋がっているんではないかと考察します。
ただ、平成30年10月からは全国自治宝くじ事務協議会による【宝くじ公式サイト】が誕生し、ジャンボ宝くじ等の普通くじもネット購入が可能となったんで、これからはネット販売の比率も伸びていくことと思います。
それに伴い、宝くじをスマホやパソコンからネット購入した人の中から出る高額当選者の数も多くなってくるのは間違いないでしょうね。